それでは、そんな海千山千の面接官や各部門の専門家を唸らせ、合格に繋がる為の志望動機はどうしたらいいのでしょうか。それも限られた時間内の準備で‥‥
前回、触れましたが、時間をかけて、高いレベルでの専門分野の勉強や、その会社に直結する経験がなく、その内容について特に話すことがない場合があくまでも前提となります。
今回のタイパ抜群 就職活動突破ノウハウです。
それは事前に、その会社の製品やサービスに自分自身で触れて感じて自分自身で評価し
自分にしか答えられないオリジナルな答えを考えておく事です
これだけで、面接官に対しその会社や製品サービスに対して、自分自身の言葉で関心があることが伝わります。
タイパとは逆の方向性で、ネット利用での解決だけではなく、リアルな対応を伴うので「かえって効率悪い」と思う方もいらっしゃるかと思います。
ですが、今回のテーマはあくまでも就職試験合格を目指し、そのレベルに達するためのタイパである事をご理解いただければと思います。
就職試験合格レベルではなく、極端な話、記念受験だけなら何の準備もしなくても可能です。
しかし、それではゴールには辿り着けません。
例えば店舗型の会社ならば、住んでいる家の近くの店舗には必ず行ってみましょう。
店や店員の方の印象や掲示されているポスター、置かれている製品・サービスやその陳列、食品なら味‥‥等々、何か感じたら、良い事でも悪い事でも、しつかりそれをメモっておきましょう。
可能なら言った先の方に、質問してみるのもいいでしょう。
あまりそれらしい事を感じない時や、思い浮かばななったら、別の時間や曜日を変えて何度か行くのも手かもしれません。
とても熱心な店員さんがいたら、その人の名前をメモして、「何がその店員さんいいのか」をきちんと具体的に把握しておきましょう。
志望動機なわけですからできるだけ「良い所」をメモして、面談時に個人の感想と一緒に繋げて伝える事ができれば、あなただけのオリジナルな受験志望動機となります。
店舗が無い会社の場合は、その会社のサービスや製品、最終製品製造でない部品・中間製品製造の場合、または製造業でない時には、最終製品で代用や、その会社の取引先がわかれば、そこをリサーチする為の努力をしてみるのも一つの手かもしれません。その会社がなぜ受験している会社を取引先にしているかがわかれば何かヒントになるかもしれません。
要は、「その会社に関心があり、その為に自分で考えて具体的に行動してみたと」という事実が大切です。そのプロセスを含めて面接官にきちんと話すことができれば、十分あなたにしか話せない話で他の受験者と差異化できますし、その熱意は伝わります。
更にその時に気が付いた良い所だけでなく、逆に改善したり直した方がいい所などもあれば、同様にしっかり把握しておきましょう。
その会社の面接官の人はきっと最前線の現場である利用者・消費者であるあなたの言葉には耳を傾けてくれると思います。合わせてあなた自身にも関心を持ってもらえると思います。
このあたりまでくればレベル2だと思います。
更に、その上のレベル3以上を目指すにはどうすればいいでしょうか。
私は、レベル3はレベル2の延長線上にあると思います。
それは、レベル2であなたが思った素朴な感想や疑問の答えを、あなた自身で見つけたり、見つけようとする事です。
例えは、その疑問について自分でも
「他の店舗では同じなのか確認するために2、3店舗回ってみました」
あるいは、
「自分の疑問を解決するため競合他社の店舗にもいくつか行ってみました」とか、
「会社に関心を持ち、どうしても知りたくて御社の社員の方を紹介してもらい聞いてみた」など、
紹介してもらう事が難しければ、
「店舗や拠点の御社の方に聞いてみて」自分なりの答えを見つけるわけです。
面接会場の近くにもし店舗等があれば、当日、行く途中でその店舗の様子とかも見て、その今日の様子なども加えれば更に説得力が出るかもしれません。
ここまで準備できていれば、受験前に少し「ググったり」、「ディグったり」しただけの、
他の多くの受験者とはきっと大きな差がつくことでしょう。
面接官に、自分自身がその問題・課題をどうやって見つけ出したか。
そして答えにたどり着いたかのプロセスを丹念に伝える事ができれば、
他の受験者とは違う熱意と、あなた自身の課題解決への行動力が確実に伝わると思います。
企業は問題点の抽出や、課題解決の答えを見つける為に、絶え間なく改革や改善を図っています。
自分達と違う視点を持ち、企業の問題・課題解決を一人称で考えて実行できる社員を恐らくどんな企業でも一番求めていると思います。
タイパ抜群 就職活動突破ノウハウ
面接心構え・志望動機
【その1】
事前にその会社の製品やサービス等に
自分自身で触れて感じて評価する
自分にしか答えられない
オリジナルな回答を考える事