【仕事1-1】仕事・ビジネスエッセイ(タイパ抜群 就職活動成功ノウハウ 入社試験合格確率アップ 極意) 面接心構え・志望動機 その1)

就職活動

就職活動について相談を受けて、アドバイスをする事があります。

その際、今までのいろいろな立場(入社試験を受ける側と、面接官として1次、2次、最終面接官等をする側)での経験から、その時感じたり、思ったりした事を、これから試験にチャレンジしようと思っている皆さんへメッセージとして伝える事ができれば‥‥

そう思ったのが、このビジネスエッセイを書こうと思ったきっかけです。

就職活動成功に向け、様々なテーマを選んで書いていきます。

そして、記念すべき第一回の「タイパ抜群 就活突破ノウハウ 入社試験合格率アップ極意」は面接時の心構えについてです。

尚、入社試験と言っても、いろいろあってチャレンジする内容は違います。

お話しする就職活動の前提は、学校卒業予定の新卒、ないしは卒業してから2~3年の第二新卒の方辺りまでを想定したいと思います。

とはいいつつ、そうでない方でも十分に参考にできる内容を書いていこうと思っています。

活動のご参考にして頂ければ幸いです。

更に、心構えといっても、考慮すべき事はたくさんあると思います。

そこで最初に、就職試験のほとんどの面接で聞かれ、最重要テーマである入社の動機についてお話します。

そもそも入社動機には、人それぞれいろいろあります。

例えば、

「子供の頃からその会社の商品やサービスが好きで、ずっとお世話になった」

「長年関係の会社でアルバイトをして、会社の文化、働く人に好感を持ってぜひ働きたい」

「学生時代にその会社の関連技術を勉強・研究していた」 等。

その会社を受けたい動機が明確にあるとき。

それも長い時間をかけて磨き上げてきた志望動機があるとき。

その場合は、そこを深堀すれば説得力があって他の受験者と差異化された、良い受け答えができると思います。

問題は、志望動機がどう考えても明確に無いと自分自身感じる時です。

新卒採用試験では、沢山の入社試験を受験する事と思います。

現実的には、受ける全ての会社に対し、正直そんな深い思い入れや、関係する長時間の経験はないと思います。

そんな時こそ、あなたの「入社試験の受験動機」の受け答えが、面接合否を分けるポイントになります。

単に給与等報酬がいいから。家が近くて通いやすい。

等々‥

本音ではそんな志望動機はあると思います。

しかし、それをストレートに言ってしまっては、面接官側の聞いた印象は「うちの会社への思い入れはそんなものか‥‥」

となるでしょう。面接官も人間です。

ちなみに皆さんの一般的な志望動機の回答として、実際にほとんどのケースでそうなってしまうかもしれませんが、

「御社と御社製品やサービスに、関心ないしは興味があり受験しました」

と皆さんが、答えたとします。

そうすると面接官は「その回答。待っていました」とばかりに、

「それはどんな製品やサービスですか。どんな所に興味がありますか」

と矢継ぎ早に聞いてくると思います。

皆さんも、「受験志望動機で製品やサービスに関心や興味がある」と言おうと決めていたとしたら、

事前準備でネット検索や、口コミサイトで就活の面談情報を調べた受け答えノウハウを利用して回答する方も多いと思います。

ここからが最初のポイントです。

恐らくは同じように受験するライバルの皆さんも、同じ様な事をやっています。

結果、差異化は難しく、同じような事を皆答えると思います。

要するに他の人と差が出る事はなく、面接官の印象にも残りません。

更に言えば、受験する面接官側も、面接官をする時、多くの人は、事前準備として自社サイトの確認や、面接口コミサイトの自社情報のチェックをする事もあると思います。

更に、会社によっては、2次や3次、最終面接では、例えば受験者が営業を希望する場合は営業担当の人が、研究開発を希望する受験者には研究担当の人が面接官として参加している場合もあると思います。

要は、こちらの手の内は面接官には筒抜けになっていて、こちらの回答の内容の薄さを、軽く見抜いてしまう場合も多いのです。

また、こちらとはスキルも経験もレベルが違う専門分野の専門家が、面接官としてこちらの話を聞く場合。付け焼刃の知識や、どこかの話をそのままパクって話してしまっては、少し深くその事について突っ込んだ質問が来てしまうとこちらは回答が難しくなってしまうと思います。

「この受験者はどこかで聞いた話を言っている。熱意や勉強量はそれ程でもない」という判断になってしまう確率も高く、結果として、評価は受けにくいと思います。

「ネットで検索する。口コミサイトで就活面談情報を調査、SNSで情報収集して、そのノウハウを利用して答える」事は、全く事前準備をしないよりは勿論良いのですがが、厳しい競争を勝ち抜いて高い評価を得る事には繋がりません。最低レベルの「レベル1」という感じかもしれません。

次回  志望動機その2へ続く

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